Powered By Blogger

2014年9月18日木曜日

燃えるごみをリデュースすればどのくらい節約できるのか?


燃えるごみの処理コストは、京都市公表では 6.6円/リットルです。
年間、30リットルごみ袋で120個排出するとして、23760円の経費がかかっています。
分別の徹底により、紙・プラ・金属・衣類等をリサイクルして20%削減すると、
4752円の節約となります。
これが10万世帯で実施されると、4億7千5百2十万円となり、そこそこの事業予算になります。

2014年9月3日水曜日

3Rとはなんぞや?

reduce(リデュース)

排出するごみの量を減らすこと。スーパーでのレジ袋有料化、エコバッグ、専用の箸普及推進がその一例です。

reuse(リユース)

Aさんが不要になった製品を、Bさんがまた原状有姿用途で使うこと。いわゆるリサイクルショップで扱っている品がりユース品です。

recycle(リサイクル)

再資源化。つまり、不用になったアルミホイールが非鉄材生産メーカーに集められて、同じクラスの(この場合上アルミ)スクラップとともに新材と混合されて、上アルミ延べ板といった形で、建材メーカー等に流通するスタイルです。

洗濯機、エアコン、テレビ、冷蔵庫等も家電リサイクル法に基づき、細かく分解>仕分けされて新しい資材として再生されます(一部、断熱材等は埋め立てごみ)。


2014年9月2日火曜日

Reduce(その1)~家電編


リデュースはごみとして排出する量を減らし、環境負荷を低減する取り組みです。
今回は、家電を例に取り上げます。

1)液晶テレビ/モニター
 従来のブラウン管に比べて、重量・体積が1/4以下で、ブラウン管のように有害物質も含まれていない言われていますので、ほぼ丸ごとリサイクルされます。
物流に伴うガス排気量も相当減ります。

2)記憶媒体
ビデオテープ>マイクロチップへの軽量化縮小化のなかで、排ガス負荷の減少のほか、ビデオ・CDは廃プラごみでしたが、USB以降は100%リサイクルできます。

3)情報端末
用途によっては一概には言えませんが、一般の家庭ユーザーは、
タワーPC>ノートPC>タブレット・スマートフォン
と変わってきていると考えます。
梱包材の量の劇的減少、ユーザーが電車でも持ち帰れるようになったことなどが大きいですし、タブレット・スマホのりユース市場もととのいつつあります。

4)エアコン・冷蔵庫
冷媒ガスのノンフロン化がすすみ、取り扱いが容易になり、オゾン層破壊の進行にストップがかかる可能性があります。

2012年7月26日木曜日

石の上にも5年!

始末と吝い(しまつとしわい)
一代で8万両を超える資産を築いた初代中井源左衛門は、始末と吝いの違いをわきまえていないと普通の金持にはなれないという。両者は、支出や消費に対する姿勢の違いを意味している。始末とは、モノを消費しても、その本来の効用を消費し尽くすことによって、真にモノを活かして使うような姿勢である。吝いは、目先の欲得にとらわれて、本来必要な支出や消費までも厭う守銭奴の態度のことである。

先達はよくいったもので、どんな商売も5年はやらないと習得できないし、見極めもできないし、地についた収益構造は作れないようです。
上文でいう本来の効用を消費し尽くすというのも、動産償却期間である5年がめやすかと思います。無凝自在に専一に打ち込んで、おおよそ5年で初年度売上の倍強(年率+20%UP)までいくというのが普通の商売人の目安のようです。

かたや大企業や投資業の世界では全く違った動きが常態化していました。
上場小売業の一部には、株主対策もあるのでしょうが、新店をオープンして5年目をピークに売上が下落し、それを補うように次の店を立ち上げるという繰り返しを
やっていました。まちづくり法改正により出店規制が厳しくなった今見直しを迫られるでしょうが・・・・・・
ひどいのはなんといっても金や為替の先物、さらには金利を組み合わせたファンドの詐欺あるいはまがい商法です。
出資金を10億以上集めといて実際には運用していなかったという事件が多々見受けられますが、
為替にせよ金属にせよ穀物にせよ株にせよ短期では予測不能で、中長期でも専門家は最低2パターンの見解を慎重に発表する位ですから、
元本保証を信用する方にも問題大だとおもいます。
われわれ貧乏商人の駆け出しは、古き鎌倉期先達の教えに従い、コツコツと前へ進むのみであります。

亀山の悲劇

ほんの数年前、世界の亀山モデル生産拠点として活況を呈し、不動産業界やホテル業界も巻き込んでミニバブルの様相を呈していた亀山市がいま不況に直面しているようです。
10年間の安定した需要を見越して資金繰り計画を立てて、銀行から借入てアパートをたてたのに、半ばにして入居者ゼロ、追い打ちをかけるようにデフレ継続で、年利3%が実質3.5%なるという危機に直面しているお百姓さんがけっこういらっしゃるとか。
いまスマホ向け液晶工場として改修しているようですが、ライバル国の技術改良のスピードを考えるといつまで持つのやらわかりません。
こういうときは、会計及び家計のプライマリーバランスを遵守してうえで、できることをコツコツと積み上げていくのが肝要かとかんがえます。

2012年7月23日月曜日

世代のリサイクル

改革は、世代のリサイクルが徐々にすすみ、新世代が実質的に権力を掌握して初めて成就するらしい。現在中枢にある老荘世代は本気で将来のことを考える能力がなく(実感がわかない!)今明日がよければOKという考えに傾きがちである。
民主党も、政権交代を実現したのは60代の小鳩菅世代であるが、彼らが政権を担当して3年が経ち、高福祉低負担・日米中対等・政治主導・国家システム再構築といった耳障りの良いスローガンはいまやむなしく聞こえる。
なんでも反対派や選挙第一風見鶏派はほっておいて、現状認識と2030年あたりの日本像を真剣に考える40〜50代の政治家がどんどんでてきてより現実的な目標を掲げ国民的論争を生み出して欲しい。小鳩菅は名誉総裁に祭り上げるべきです。菅さんは、再生エネルギー協会名誉会長に、鳩山さんは真の沖縄返還を実現する会名誉総裁に。
90歳過ぎのじいさんがつぶやく「戦争で負けたらしゃあない。」というのが、どう考えても中軸に据えるべき考え方であり、ポスト全共闘世代がやっとそのへんを起点とした論争を展開していると思います。

2012年7月16日月曜日

ブランドのリサイクル

室町時代の剣術指南の名門吉岡家は武蔵との戦いに敗れたことにより、ブランド価値を失墜し、末裔は武士をやめ紺屋になって、全国的に評判になりました。
京都の淀は競馬の街として有名ですが、今度 京セラとソフトバンクと市のコラボで一大ソーラー発電拠点ができました。新しい顔になりそうです。
コムデギャルソンは、川久保氏が教祖様のような雰囲気の宗教法人ぽいイメージですが、分家として次々と若手のデザイナーが登場したり、異分野ブランドとのコラボによりいまだ若者の人気をいじしています。
セゾンといえば、かつては堤清二オーナー(辻井喬)の陣頭指揮の下、アングラ・サブカルを商業の世界に取り込み、渋谷の今の原型を開発し、住宅の分野では、日本ではじめて電柱のない道路がS字の高級住宅地を手がけたのですが、いまやそのグループ会社は切り売りされ、効率化のなかでどんどん陳腐化して個性が消え去りつつあります。